2028年オリンピックの開催地【アメリカ・ロサンゼルス】のオリンピック詳細情報とまとめ
2028年夏季オリンピックの開催地はアメリカ合衆国のロサンゼルスで、この大会は2028年7月14日から7月30日まで17日に開催される予定です。
ロサンゼルスは、1932年、1984年に続き3度目のオリンピックの開催になります。
大会では、800以上のイベントが予定され、40以上のスポーツが競技される予定です。
今回、特に注目のポイントとして野球、ソフトボールやフラッグフットボールなどの新しい競技が追加されることです。
記事では2028年のオリンピックの会場、種目、新種目の紹介をしていきたい。
2028年オリンピック開催地のインフラと準備状況
2028年のロサンゼルスオリンピックに向けたインフラと準備状況は、さまざまなプロジェクトと取り組みを通じて進行中です。
交通インフラの整備
ロサンゼルス市は、2028年のオリンピックに向けて交通インフラの大規模な整備を行っています。
市は、オリンピック開催に伴う交通の混雑を緩和するために、公共交通機関の利用を促進する「トランジットファースト」の方針を採用しています。
これにより、観客は公共交通を利用して会場にアクセスすることが期待されています。
競技施設の準備
2028年のオリンピックでは、新たに専用の競技施設を建設するのではなく、既存の施設を活用する方針が取られています。
これにより、コストを抑えつつ、持続可能な開催を目指しています。
- オリンピック村の建設: オリンピック村の建設は2023年初頭に始まり、23,000人の選手を収容する予定です。完成は2028年の中頃を予定しています。
競技会場と周辺情報
2028年ロサンゼルスオリンピックは、アメリカのロサンゼルスを中心に競技が開催される予定です。
以下、主要の球場会場リストと施設活用の概要です。
主要の競技会場
- ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム:陸上競技と開会式が行われる歴史的なスタジアムで、1932年と1984年のオリンピックでも使用されました。
- ソフィ・スタジアム:水泳競技が行われる予定で、オリンピック史上最大の水泳会場となります。
- クリプト・ドットコム・アリーナ(旧ステイプルズ・センター):体操競技やバスケットボールが行われる会場です。
- ローズ・ボウル:サッカーの競技が行われる予定で、パサデナに位置する歴史的なスタジアムです。
- インテュイット・ドーム:バスケットボール競技が行われる新しいアリーナです。
- ディグニティ・ヘルス・スポーツパーク:ラグビー競技が行われる会場です。
- ドジャースタジアム:野球競技の会場として使用される方向で検討されています。
その他の会場
- ロングビーチ:マラソンスイミングやトライアスロン、セーリングが行われる予定です。
- イングルウッド:競泳とバスケットボールが行われる会場で、NFLのラムズとチャージャーズの本拠地です。
大会運営は、既存のインフラを活用し、新たにインフラの追加建設しない方針で進められています。
これにより、コスト削減と持続可能性が図られています。
主要競技会場と観光スポット
競技会場の周辺には多くの観光スポットと一緒に楽しめるさまざまなアクティビティがあります。
ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム
観光スポット
- USC(南カリフォルニア大学):大学キャンパス内には美しい建築物や博物館があります。
- エクスポジョンパーク:広大な公園で、ピクニックや散策に最適です。
アクティビティ
- スタジアムツアー:コロシアムの歴史を学びながら内部を見学するツアーに参加できます。
ソフィ・スタジアム
観光スポット
- ハリウッド:映画の聖地として知られ、ハリウッドサインやウォーク・オブ・フェイムがあります。
- トーランスビーチ:ビーチでのリラックスやウォータースポーツが楽しめます。
アクティビティ
- ショッピングとダイニング:スタジアム周辺には多くのレストランやショッピングモールがあり、食事や買い物を楽しめます。
クリプト・ドットコム・アリーナ
観光スポット
- ダウンタウンLA:ショッピングやアートギャラリーが豊富で、観光に最適です。
- リトル・トーキョー:日本文化を体験できるエリアで、食事やショッピングが楽しめます。
アクティビティ
- ライブイベント:アリーナではコンサートやスポーツイベントが頻繁に開催されており、観戦後に楽しむことができます。
ローズ・ボウル
観光スポット
- パサデナ:美しい庭園や歴史的な建物が多く、アートや文化を楽しむことができます。
- パサデナ・シティホール:美しい建築と庭園があり、写真撮影に人気のスポットです。
アクティビティ
- 地元のマーケット:ローズ・ボウル周辺では、地元のファーマーズマーケットが開催されており、新鮮な食材や手作りの品を楽しめます。
その他のアクティビティ
フードトラックや屋台:ロサンゼルスの多様な食文化を楽しむために、地元のフードトラックや屋台を訪れることをおすすめします。
観光名所巡り:ハリウッド、サンタモニカビーチ、ゲティセンターなど、観戦の合間に訪れることができる観光スポットが豊富です。
ロサンゼルスは、観光や文化も楽しめる魅力的な都市です。
観光やアクティビティを通じて、さまざまな体験をすることができるでしょう。
2028年オリンピック開催地での競技種目と新競技
2028年ロサンゼルスオリンピックでは、合計で35または36種目が予定されています。
予定中の36種目競技
アーチェリー | 陸上競技 | バトミントン | バスケットボール | カヌー | サイクリング |
乗馬 | フェンシング | サッカー | ゴルフ | 体操 | ハンドボール |
ホッケー | 柔道 | ボード競技 | ラグビーセブンズ | セーリング | 射撃 |
スケートボード | スポーツクライミング | サーフィン | 卓球 | テコンドー | テニス |
トライアスロン | バレーボール | レスリング | 野球・ソフトボール | クリケット | フラッグフットボール |
ラクロス | スカッシュ | ボクシング | モダンペンタスロン | ウェイトリフティング | その他の競技(調整中) |
2028年ロサンゼルスオリンピックでは、以下の5つの新競技が追加されることが決定しています。
- 野球・ソフトボール:東京2020大会以来の復帰で、2大会ぶりの実施となります。
- クリケット:1900年のパリ大会以来、128年ぶりの復帰です。トゥエンティ20形式で行われる予定です。
- フラッグフットボール:アメリカンフットボールのタックルを排除した形式で、オリンピック初登場となります。
- ラクロス:120年ぶりの復帰で、6人制の「Sixes」形式で実施されます。
- スカッシュ:オリンピック初登場の競技で、長年候補に挙がっていましたが、ついに実施が決まりました。
これら新競技はアメリカのスポーツ文化を反映し、国際的はスポーツコミュニティとの関わりを深めることを目的にしています。
競技選手の出場選手はいつ決まるのか?
2028年ロサンゼルスオリンピックの競技出場選手は、現時点ではまだ決まっていません。
オリンピックの出場選手は、各国の代表チームが選考を行い、最終的に大会が近づくにつれて発表されるため、具体的な選手名は大会の数ヶ月前まで確定しないことが一般的です。
特に、2028年会では野球・ソフトボールが公式競技として復活することが決まっており、メジャーリーグ(MLB)の選手たちが出場する可能性が高まっています。
大谷翔平選手やアーロン・ジャッジ選手などのスター選手が参加意欲を示しているものの、MLBのシーズンとオリンピックの日程が重なるため、選手の参加にはスケジュール調整が必要です。
また、出場国やチームの構成についても、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を予選とする案が検討されており、これにより出場チームが決まる可能性があります
2028年オリンピック出場が期待される日本人選手
参加表明はある選手とまだ未定の選手もいますが、過去出場経験のある選手をオリンピックまで注目していきたい。
陸上競技
- 桐生祥秀(短距離走):東京オリンピックでも注目された選手で、さらなる成長が期待されています。
体操
- 内村航平(男子体操):オリンピックの常連選手で、引き続きメダル獲得が期待されています。
柔道
- 阿部一二三(男子66kg級):東京オリンピックで金メダルを獲得した実力者で、再びの活躍が期待されます。
スケートボード
- 堀米雄斗(男子ストリート):東京オリンピックで金メダルを獲得した選手で、次回も注目されるでしょう。
野球・ソフトボール
- 大谷翔平 (野球):メジャーリーグでの活躍が期待される選手で、オリンピックでも注目される存在です。
- 村上宗隆 (野球):セ・リーグ三冠王であり、若手選手の中でも特に注目されています。大谷選手と共に日本代表の主力として活躍が期待されます。
- 山本由伸 (野球):日本のエースとして知られ、国際大会でもその実力を発揮しています。投手陣の中心として期待される選手です。
サッカー
- 久保建英(男子サッカー):若手のホープとして、国際舞台での活躍が期待されています。
これらの選手は、2028年オリンピックでの日本代表としての活躍が期待されており、各競技でのメダル獲得を目指しています。
まとめ
2028年オリンピック開催地、ロサンゼルスでは2028年のオリンピック開催に向け多方面からの準備が進められている。
社会的な問題の課題(多くのホームレス問題)や文化的な取り組みなど、多岐にわたって進められている。
また、2024年のパリオリンピックからアートの発信、運営の成功モデルを学ぶ為の国際交流も進んでいる。
注目の選手、新しく出場して来る選手ともに2028年開催地の進捗も注目し選手を応援していきたい。